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ストレスと食の関係 神経性食欲不振症

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痩せている女性が美しい社会
テレビや雑誌、CMに出ている女性のスリムなスタイル。デパートに並ぶ服や、ファッション雑誌で推されている服のラインの細さ。日本をはじめ、先進国の多くが痩せていることを良しとする「痩せ至上主義」に陥っています。

女性なら誰しも「もっと細くなりたい!」と願い、痩せた体にあこがれたことがあるのではないでしょうか。

ストレスと食の関係 神経性食欲不振症

増える食欲不振症の原因

強い痩せ願望が引き金となる神経性食欲不振症。
一般的には拒食症と呼ばれているこの病気が、若い女性を中心に広がっています。痩せた体が美しいとされる先進諸国を中心に好発していることから、社会的要因が強いと考えられています。メディアによる痩せ賛美の圧力が極端な痩せ願望を喚起するため、無茶なダイエットに走る女性が増えているからです。

また、過度なストレスによる食欲中枢の乱れも原因になることも。脳内の神経伝達物質の働きも作用していることから、生物学的、精神的要因も複雑に絡みあっていると言えます。

様々な症状

このように、いろいろな要因が重なり合って発症する神経性食欲不振症ですが、重症化すると心だけでなく、体にも大変なダメージを与えることになります。慢性的なカロリー不足による記憶障害、精神不安定、不眠はもちろんのこと、痩せすぎによる月経不順、栄養不足による抜け毛、肌の乾燥、筋力低下、免疫力の低下による蕁麻疹、発疹、さらには脳貧血や便秘、低血圧による倦怠感、低体温による感染症感染へのリスクの増大・・・。
症状は多岐にわたり、最悪の場合、死にいたることもあります。

治療方法

気持ちはもちろん、体にも深刻な影響をおよぼす神経性食欲不振症。早めの治療が大切です。

今のところ、心療内科による薬物治療やカウンセリング、認知療法などが主な治療方法とされています。もちろん、医師による治療に頼るだけではなく、メディアがつくりあげた美しさのイメージにとらわれず、ありのままの自分を受け止め、ありのままの自分の体を愛することが快復への一歩と言えるでしょう。

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