胃が悪いと口臭が酷くなるというのは本当なのでしょうか。実はこれには賛否両論があり、胃のせいだという人と、それとは関係なく、肺に問題があるという人がいます。
何故そのようなことになっているのでしょう。胃が悪いと何故口臭に繋がるのでしょうか。虫歯や歯周病などになっていないのに口臭が酷い場合は胃の中身を疑ってみましょう。
腸も胃も同じですが、直接ニオイが口に上がってくることはありません。しかし胃の働きの低下によって食べ物が消化しきれず悪臭が肺に届き、排出されるということになります。
なので皆、胃が悪いと口臭がすると言うのですね。腸内環境を整え、便秘解消やピロリ菌を死滅させると口臭がなくなるというケースもあります。
お酒を飲むと体内の水分が奪われてしまいます。
血液にアルコールが混ざって全身に巡り、体内の水分が減って脱水症状を起こします。そして唾液が減り、口の中の環境が悪化して歯周病などの原因になって口臭がします。
胃の中の消化不良が原因などで肺に毒素がまわり、口臭がする場合は、胃腸に良い食べ物を摂ることが大切です。主に消化しやすいものが良いでしょう。
おかゆやうどんなどはいい例ですね。
また辛い物など刺激物は胃にダメージを与えてしまいますから、あまり摂らないほうが適切です。消化酵素を含んだ食品を多く摂ることによって消化が促されますから、そのような食品やフルーツを見つけてデザートに食べるなど工夫すれば口臭を防ぐことが出来ます。
このように胃が悪いから口臭が酷いのではなく、胃が消化不良を起こして肺に毒素が回っているから口臭がするのです。胃から直接呼気にニオイが届くことはありません。口臭をなくすためにも健康的な生活、食事のバランスなどを考えて食生活を送りましょう。