性病というと、性器周辺に以上が起こる病気と言うような認識をしている人も少なくありません。しかし、実際には性器周辺だけではなく粘膜部分に感染してしまうことがあるのです。性器周辺以外で多いのが、口腔性病と呼ばれるもので、簡単に書いてしまうと口の中で感染症を引き起こしてしまうので、幾つか紹介しておきます。
クラミジアは細菌に感染することで引き起こされてしまう性病ですね。
勿論、性器からだけではなく口腔内にも感染することがあるので注意をしておかなければいけません。クラミジアに感染することによって、喉に痛みを感じたり発熱することがあり、その症状は風邪と似ていると言って良いでしょう。基本的に治療としては抗生物質を服用することになります。
ヘルペスはウイルス感染によって起こる性病ですね。
ウイルスに感染することによって、唇や口の中に水疱などを発症してしまいます。口の中に痛みを伴うことが多く、一度完治したと思っても再発することが多いのでじっくりと治療する必要がでてくるので覚えておきましょう。治療方法は抗ウイルス薬を服用することになります。
カンジダ菌が口の中で発生してしまった時に発症します。
口腔カンジダもまたカンジダ菌の異常繁殖によって起こってしまうものであり、食べ物を食べる時に違和感を感じるようになるでしょう。
また、白いカスのようなものが出るのも特徴であり、抗真菌剤などで治療されるのが一般的ですね。