子どもを育てる時には、褒めるというのは大事だと言われています。最近ではこの褒めるというのは常識になってきているほど有名です。単純に子どもの成長に必要なことだと思われる人も多いのですが、実は子どもだけではなく大人にとっても良いとされています。
褒めるということが重要だと言われている理由の1つして、脳への刺激があります。褒められることによって、脳は良い刺激を受けることから、神経回路の発達を促すとされているのです。特に小さなお子さんの場合、神経回路をどんどんと発達させている最中なので、褒めることが重要だと言われています。
また、気分を前向きにさせる効果が期待でき、性格がポジティブに明るくなっていくのも解ってきているので、注目されているのです。
これはどんな年齢でも言えることなのですが、褒められてイヤな気分になる人っていませんよね。
しかし、年齢が上がっていくのとともに褒められることそのものが減っていきますので、良い意味での刺激は受けにくくなってしまうそうです。
そこで大人であっても褒めるということを行うと、性格的にも前向きになり、仕事に関してもやる気が出てくるとされています。
勿論、子どもにする時のように手放しで褒めてしまっては意味がありませんが、きちんと理由をつけて行うことで本人の能力をさらに引き出すことができるそうです。
小さいお子さんの場合なら、良くできたね、上手だね、というだけでも充分ですし、天才だわと大げさにすることで自信を持ってくれます。ある意味では言葉は重要ではなくて、お子さんに自信をつけてあげるのが重要だと言えるかもしれませんね。
しかし、大人の場合は上でも書いたように、どこがどう良かったのか、というように理由をつけて論理的に褒める必要が出てきます。