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歯医者さんが教えてくれる「歯ぎしりの特効薬は胃薬!?」 歯ぎしりについて Vol.1

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お友達とのお泊まり会、泊まりの女子会、旅行などで困りものなのが「歯ぎしり」!「歯ぎしり」があるために外泊や旅行をためらう方もいらっしゃいます。では、歯ぎしりはどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。

歯ぎしりには様々な原因がありますが、今回はその中の1つを紹介いたします。

歯医者さんが教えてくれる「歯ぎしりの特効薬は胃薬!?」 歯ぎしりについて Vol.1

歯ぎしりの原因は!?

実は歯ぎしりは逆流性食道炎(胃食道逆流症・GERD)の症状の一つなのです。

寝ている時、胃酸が胃から食道に逆流してしまう方がいます。食道や胃の上部は強い酸性である胃酸に耐えられず、その結果、胃炎や食道炎を起こしてしまいます。そこで、「歯ぎしり・くいしばり」が起こります。
歯ぎしり・くいしばりを起こすことで、大量の唾液(つば)がドッと出てきます。大量の唾液はすぐに食道や胃に流れ込み、瞬時に胃酸を中和します。歯ぎしりは胃や食道を守る防御機構なのです。

歯ぎしりを抑制する方法

このようなタイプの歯ぎしりを抑制する方法は、ずばり「胃薬」です。胃薬にも種類がありますが、この場合は胃酸を抑えるタイプが有効とされています。
(市販されている胃薬の中ではH2ブロッカーなどが胃酸を抑える効能があります。)

お泊まり会や旅行では、ついつい就寝直前まで飲食しがちです。。そうするとGERD(逆流性食道炎)タイプの歯ぎしりが普段より悪化する可能性があります。大切なお泊まり会や旅行には、胃酸の分泌を抑えるタイプの胃薬を持参するのもよいかもしれませんね。
ただし、これらの治療は根本的な治療とは言えません。

歯ぎしりの根本治療について

やはり、普段から食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくし、胃の負担を減らしてあげることが重要です。噛み砕くには、歯のきちんとした咬合が必要です。奥歯がかみ合っていない、前歯で食べ物をうまく噛み切れないなどの症状のある方は、十分な咀嚼(そしゃく)ができず胃に負担がかかります。歯列矯正できちんとした咬合確立(かみあわせ)が最終的には必要でしょう。

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執筆者

横谷 浩爾院長
横谷 浩爾院長
青山外苑矯正歯科

日本矯正歯科学会認定医、歯学博士、日本歯科医師会会員、東京都歯科医師会会員、WFO(世界矯正歯科医連盟)フェロー、日本顎関節学会会員、東京矯正歯科学会会員、日本口蓋裂学会会員、その他多くの一般病院の矯正治療の責任者を務め、多忙を極める人気の矯正歯科医。

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