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歯医者さんが教えてくれる「原因はストレス」歯ぎしりについて Vol.2

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歯ぎしりはなぜ起こるのでしょうか?歯ぎしりの原因は、ストレスが大きな要因になっています。歯ぎしりを理解するには、コップに注がれる水をイメージしていただくと良いかもしれません。
コップが体、水がストレスとすると、水がコップに注がれてどんどんコップにたまっていきます。やがてコップが満水になり、さらに注がれるとコップから水がこぼれてしまいます。

身体の許容量を越えるストレスがかかった時……歯ぎしりが始まります。

歯医者さんが教えてくれる「原因はストレス」歯ぎしりについて Vol.2

症状と原因の関係について

私たちは、何か症状が体に現れた時、何が原因だろう?と考えます。これは、1つの原因で1つの症状が出るという考え方(モノファクター)です。
しかし、いくつかの原因が合わさって症状が出ることがあります。これをマルチファクターといいます。

モノファクターとマルチファクター

マルチファクターによる歯ぎしりの場合、この1つ1つのストレスの要素を取り除く必要があります。この一番大きな原因が歯並び(咬合機能)の悪さです。

どのような歯並びが歯ぎしりを誘発しやすいのか?

歯並びの理想はたがいちがい咬合です。

たがいちがい咬合

咬合とは上下に下顎を動かす単純な動作ではなく、すりつぶしたり噛み切ったり発音したりする必要性から様々な方向へ動かします。特に左右にすりつぶす動きは重要です。
歯並びがたがいちがい咬合ではなく、一歯対一歯咬合になっていると、歯のとがっている部分同士の上下が当たり、うまく動かせません。(いわゆる「ぬけがよくない」)

これでは顎を動かそうとする下顎とその筋肉にストレスがたまってしまい体の調子が悪くなってしまいます。 そこで就寝時に「歯ぎしり」が始まります。左右に歯ぎしりを行うことで歯のとがった部分を削り取って歯を平らにし、顎がスムーズに動くようにするのです。
対処法として、上顎の歯列にマウスピースを装着する方法があります。これにより、歯のでこぼこの干渉がなくなり、そして歯も削れなくなるのです。しかしながらあくまで対処法でしかなく、根本的な治療にはなりません。歯科矯正治療(歯列矯正)をしっかり行い、噛み合わせの仕組みを根本から治すことが歯ぎしりを治す上で重要なのです。

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執筆者

横谷 浩爾院長
横谷 浩爾院長
青山外苑矯正歯科

日本矯正歯科学会認定医、歯学博士、日本歯科医師会会員、東京都歯科医師会会員、WFO(世界矯正歯科医連盟)フェロー、日本顎関節学会会員、東京矯正歯科学会会員、日本口蓋裂学会会員、その他多くの一般病院の矯正治療の責任者を務め、多忙を極める人気の矯正歯科医。

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